コレステロールと食事の羅針盤

アルコールを飲むときは賢く肴(つまみ)を選びましょう

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お酒が好きな方はいつも思っておられるのではないかと思いますが、
血中コレステロール値が高い場合は、絶対にアルコールは禁止なのでしょうか?

飲まないに越したことはないのかもしれませんが、それでは食事の楽しみがなくなり、ストレスがたまってしまいます。
また、適度なアルコールはなんと

善玉コレステロールを増やす作用もあるんです! すごいですね!

ですから医師からの「禁止令」が無いかぎり、あくまで「適度」ですが、上手にアルコールと付き合ってきたいものです。

アルコールの摂取に際しては、アルコール自体の量もさることながら、それと同じくらい、もしかしたらそれ以上に、お酒の肴(つまみ)の問題があります。
若い人から、比較的年配の方まで定番のポテトチップスやから揚げ、ピーナッツなどは、もちろん高カロリーになります。
また、年配の方に人気がある、「塩辛」や「漬物」はどうしても塩分が心配になりますね。
さらに、意外ですが「うに」、「スジコ」、「いくら」などの魚介の卵や、レバーなどは、かなりのコレステロールが含まれています。


ですから、お酒を飲む場合は、
「頭を使って」賢く飲むようにしましょう。
そんなこと言ったって、じゃあどんな肴がいいの?って声が聞こえてきそうですね。
ではどのような酒のつまみがいいのでしょうか?

手軽で簡単な肴では、
湯豆腐や冷奴、枝豆、里芋の煮物、ふろふき大根、ワカメの酢の物
などがあげられますね。ここでも、伝統的な日本料理がとてもいいことがわかります。

ここで、簡単に出来る酒の肴を1つご紹介しましょう。リンゴの甘みを生かし、砂糖は控えめでつくります。

< ワカメとキュウリの酢の物>
◆材料(2人分)
・キュウリ・・・2本
・生ワカメ・・・10g
・リンゴ・・・1/4個*三杯酢
・酢・・・大さじ2
・塩・・・少々
・砂糖・・・小さじ1
◆つくり方
1.キュウリはたてに4つに割り、1cm角に切ります。
2.生ワカメは洗って2?3分水につけてから水気をきり、2?3cmに切ります。
3.リンゴは皮をむいて1cm角に切り、薄い塩水に3?4分ほどつけてから水気をきります。
4.ボウルに三杯酢の材料をあわせ、食べる直前にキュウリ、生ワカメ、リンゴをすべて合わせて三杯酢で和えます。

これでできあがり、簡単ですのでぜひお試しあれ!!