1日の必要栄養目安量はどれくらいでしょうか?
コレステロールをコントロールするためには、まず何よりもバランスの良い食事をすることが大切です。
栄養バランスと6つの食品群についてでも書きましたが、食品を次の6つのグループにわけ、できるだけ各グループからまんべんなく食品を選ぶようにします。
次に示すのは、それぞれの食品群の必要目安量およびその摂取の仕方の例です。これをみていただくとわかるように、6つの食品群のなかでも、たとえば第1群なら魚だけでいいのではなく、
魚、肉、大豆、卵をそれぞれバランス良くとることが大事なのです。
6つの食品群・・・栄養的特徴と食品例を書いてみました。
<摂取目安>
- 第1群・・・骨や筋肉を作る働きをもつ食品
- 食品例:魚介類・肉類、大豆・大豆製品、卵
摂取目安:魚1切れ(60g)+肉1切れ(60g)+豆腐1/2丁(100g)+卵1個(50g)
- 第2群・・・骨や歯を丈夫にする働きをもつ食品
- 食品例:牛乳・乳製品、海草、小魚類
摂取目安:牛乳1本(200ml)+わかめ1g+しらす干し1g
- 第3群・・・皮膚や粘膜を保護する働きをもつ食品
- 食品例:緑黄色野菜(ニンジン、ホウレン草、ピーマン、など)
摂取目安:ニンジン中1/4本(50g)+ホウレン草1株(50g)
- 第4群・・・身体の機能を調節する働きをもつ食品
- 食品例:淡色野菜(キャベツ、白菜、キュウリ、など)、果物
摂取目安:キャベツ1枚(50g)+キュウリ1本(100g)+リンゴ1/2個(200g)
- 第5群・・・糖質性のエネルギー源になる食品
- 食品例:米、パン、めん、イモ、砂糖
摂取目安:ご飯1杯(120g)+食パン6枚切り1枚(60g)+うどん1玉(170g)+ジャガイモ中1/2個(60g)+砂糖大さじ2強(20g)
- 第6群・・・脂肪性のエネルギー源になる食品
- 食品例:油脂類(バター、植物油)
摂取目安:植物油大さじ1強(15g)+バター小さじ2と1/2(10g)