コレステロールと食事の羅針盤

大豆とその加工品はとても健康にいい食品群です。

コレステロール,食事,大豆とその加工品,成人病予防,豆腐

皆さんが良く陥りがちなのがコレステロールを気にするあまり、あれもダメ、これもダメ・・・と制限ばかりでは食事をするのがつらくなってしまうことです。

食事制限の場合、安心して食べられるものはないのでしょうか?

実は、実際には、食べていけないものはありません。

問題はバランスであり、量なのです。

それでも、どんな食事がその中でも特に安心して食べられるものを幾つか知っておくことは大切ですし、健康にもつながりますね。

とりあえず迷ったら、それを食べれば安心、
そういうものがあると気持ちが楽ですよね。

その、安心して食べられる食品群の中で、 とりわけ知っておいて損がないのが
大豆とその加工品です。

大豆とその加工品は 安心して食べられるどころか、積極的に摂りたい食品になるのです。
大豆とその加工品は具体的には、
大豆、豆腐、納豆、そのほか厚揚げ、湯葉、豆乳
などです。日本人にとってとてもなじみが深い食品群ですね。


では、それらがなぜいいのでしょう?それは、、、

まず、大豆にはコレステロールを減らし、動脈硬化を防ぐ働きをする不飽和脂肪酸が多く含まれています。しかも植物性の良質なたんぱく質の宝庫です。

ですので、コレステロール値が高く、しかも中性脂肪が高いために動物性食品を控える必要がある人は、大豆とその加工品を積極的にとることで、たんぱく源を摂ることができます。

また、 コレステロール改善をはじめとして成人病予防効果が期待される大豆中のの成分は、レシチン、カリウム、サポニン、ビタミンEなどがあります。
 

  • レシチンは善玉コレステロールを増やします。
  • カリウムはナトリウムを排出して血圧の上昇を抑える効果があります。
  • そしてサポニン、ビタミンEは不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあるのです。

    その他、大豆はビタミンB群や鉄、カルシウム、食物繊維も豊富な、栄養満点の食品なのです。

まさに、大豆食品は、健康食品そのものといっていいでしょう!

大豆食品はコレステロール対策の食事に限らず、みなさんの毎日の生活のなかで積極的に摂りたい食品なのです。