コレステロールと食事の羅針盤

外食で気をつけることはどんなことでしょうか?

自宅でいっしょうけんめい手作りの食事をして血中コレステロール値をさげる努力をしていても、仕事をしている人の多くは、好むと好まざるとにかかわらず、少なくとも昼食は外食に頼らざるを得ないはずです。

毎日、お弁当を持って・・・というのは確かに理想的です。特に愛妻弁当ならなおさらですね。

しかし現実に無理なことも多いですね。なら、発想を転換し、うまく外食できる知恵を身につけましょう。

そこでここでは、外食をする際気をつけなければならないヒントを書いてみました。

< 外食を取り入れながらバランスの良い食事をするポイント>

  1. 一品料理ではなく定食にする。
    スパゲティやカレーライス、ラーメン、うな重、あるいは天丼や牛丼・・・昼食メニューの定番ですね。しかしこれらのような「一品料理」は一般的に炭水化物(穀類)中心で、野菜が不足しています。カロリーや塩分が多いのも気になります。外食する場合には、定食を注文するようにし、ご飯に味噌汁や野菜など、たとえわずかでもとるようにしましょう。刺身定食なら大根のつまも、シソの葉さえもすべていただくようにしましょう。
    私は必ず、出された野菜はすべて摂っています。

  2. 一品物のなかでも具の多いものを。
    丼物やスパゲティなど、一品料理がお昼に人気なのは手ごろな値段で、しかも早く食べられるからですよね。立ち食いうどん・そばは、日本のファストフードだ!と誰かが言ってました。
    では、同じ丼物でも、なるべく具の多いもの・・・たとえば牛丼では牛肉とわずかながらの玉ネギだけですよね、そこを中華丼にしてみてはいかがでしょうか?
    中華丼だと、豚肉、ニンジン、玉ネギ、たけのこ、鶉の卵・・・と結構、具沢山です。
    あるいは、スパゲティならミートスパゲティよりもナポリタン、シーフードスパゲッティといった具合です。

  3. サラダや野菜ジュースを加える。
    メニュー手ごろなものが無い場合は、サラダを追加したり、食後に野菜ジュースや牛乳を飲むようにしてはどうでしょう。ちょっとした出費ですみますが、習慣にすることで効果は出費以上になりますよ。